10/28

炊飯器で簡単味噌づくり

本当は米(30分水でふやかす)や大豆(1晩水に着けふやかす)を蒸すのですが、沢山作る時は大変な作業となります。

昔私たちが小さい時は、屋外で1斗缶(18ℓ)に牧を焚付けせいろで蒸していて火の番は子供の役割でした。

①米を30分水に浸し、ひたひたの水で固めに炊飯

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②炊きあがりもろふたにでうちわ等で風を送りながら人肌に冷まし種麹菌を振り混ぜる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

③バスタオル等をかけ保温する(夏は1日で白く全体に麹が付くが只今秋なので2~3日要する:発酵し過ぎると高熱になり粘納豆のように糸を引いてしまう:人の体温程に保つのが理想なので逐次優しくおおまか塊をしゃもじでひっくり返す・細かく崩し過ぎるとせっかくの発酵した麹菌が壊れる)

④保温・・・我が家は有るものでとういうことで、米だけで味噌を作るが、本来米6対大豆4(1晩水に漬け炊いて潰し綺麗に発酵した麹と塩で混ぜ込む)で作られている

⑤翌日1晩経過した麹を見てみる・・・人肌程度に暖かく熱を持って来ている。ここで、温度管理が大切、昔の人達は寝ずの番となる。温度が高すぎると粘納豆のようになり失敗となる。
20代から長年作って来ているの手の原の感となるが常に人肌。米はややパラパラ気味で真っ白く粉拭き、覆いのバスタオルを取った瞬間麹が舞い上がるようになると成功。
甘く美味しい味噌となる。市販の麹(板状で自家製甘酒等を作ったりする)は300g位入っているのかな、かなり少量でも¥400位もして結構お高い。
この度、我が家は、米で15k程度。1斗樽より多くなる予定(感でだけど)
大豆が入って無いので発酵が遅く、しかもの進む夏過ぎの秋に仕込んだので発酵が遅い。よって、食べられるように熟成するのは半年はかかるだろう。
好みで麹の香りがするのが好みの場合、早めに使用する。
我が家2人暮らしでは多すぎるので、ご来店の飼い主様方で希望がありましたら(自家製は好みがあるかと思うので)差し上げます。

発酵した麹で少し、舐め味噌も作りたい。

手で触れて暖かい程度、普段無く温度管理が必要となる。